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【お笑い】FWからMFへ2018年芸能界きっての司令塔有吉弘行の司会スタンスに学ぶ部下に慕われる理想の上司像と仕事法【ビジネス】

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猿岩石でアイドルとして爆破的大人気になってその後バブルの様に弾け飛び世間から一度姿を消した有吉弘行

 

 

長い冬眠を終えその間爪を研ぎに研いで目を光らせていた有吉弘行は今度こそお笑い芸人としてバラエティ界に乗り込み「あだ名命名キャラ」でもう一発花火をあげる。

 

そのまま一瞬の光として

また二の足を踏んで消費され消え逝くのか

と思われたが彼はそんな甘くなかったしそんな無能ではなく自分の力で今日までテレビの世界に居座り続けている

 

今となっては「毒舌」というスタンスをとる芸能人は珍しくない。

がしかし彼の再ブレイク以前にはテレビで大御所が毒を吐くことはあっても若手や中堅が強めの毒をテレビで吐くことはなかったし暗黙の了解としてそれは許されるものではなかった。

しかし一発屋出身の有吉にもう失うものはなかったので彼は捨て身であった。先輩芸人や世間から見た彼は当時本当に可哀想な人だった。立場としては最弱だったしかしそれが故に彼がバラエティ界に返り咲く際に用意していた「あまりにも無礼すぎるあだ名」と同時に腰に下げていたもう1本の刀「超毒舌」はしっかりとバラエティ界で芸として成立したのだ。その時彼は本当の意味でお笑い芸人として生まれて初めて評価されたのだ。

 

しばらくすると彼は「あだ名命名キャラ」を切り離し捨てる。(それを続ける事が自分の寿命を短くすることに彼は気付いていたしあだ名以外の面でしっかりと爪痕を残し続けた事により番組の製作者側も世間も彼にあだ名以外の面で満たされる様になったのだ)

あだ名を切り離しても彼にはもう一本刀が残っている。この刀はかなり応用が効くし使い勝手が良い。あだ名を切り捨てた彼はより毒舌に的を絞りバラエティ界で前へ前へと駆け上がっていく。出演者や芸能人に悪態を付くその歯に衣着せぬ発言や立ち回りにより彼は次第に「世間の代弁者」へと姿を変えていき世間の好感度を逆アプローチの形で勝ち取ってゆく。そんな有吉はバラエティ界で派手な存在となり遺憾無く暴れまわる。少し前の彼はまさしくバラエティ界のフォワードだった。

 

自分に走っていき自分で決めるし

パスをよこせとばかりに派手に動き回る(実際の動きではなく立ち回り)共演者に喧嘩を売り、査定し、こき下ろす

 

視聴者は見ていて爽快だ。

 

そんな功績が認められ彼はフォワード時期後半に司会者を任され始める。そしてそこでもまた結果を残す。その甲斐あって現在彼は冠番組を何本も抱える一流の司会者としてテレビ界に君臨する。

 

彼がすごいのは少し前にあれだけフォワードで攻め込で攻め込んでいたのに今しっかりとミッドフィルダーをこなしているという所(それも超一流に)

 

あれだけ攻めていた人間が立場が変わったら

しっかり自分が目立つ事よりも

共演者がゴールを決めれる様に

ゲームメイクしてパスを出して

番組として成立させる。

バカではできないし

用意していないとできない。

彼は冬眠中やフォワードの時期に司会者の立ち回りについても勉強していたんじゃないかと思う。(いずれくるその時に慌てぬ様に良い上司の立ち回り方をしっかり盗んでおいたのだ)

有吉弘行の功績をまとめると

 

猿岩石で売れる

冬眠

あだ名、毒舌

司会者 (現在)

 

こんな流れだろう。

 

そんな事を考えていてふと思ったのだが

 

いい上司とは今の有吉の様なタイプの人間なのではないだろうか。

 

最初の部分は省いて、

若手の頃に捨て身でフォワードをして

その功績が認められてミッドフィルダー(司会者)になる。

司会者になれば当然役割が変わるわけだから仕事の内容も変わる。そこで彼はしっかり用意ができていたから慌てない。

 

司会者の立場になり彼は極端に自分が目立つ様な振る舞いをしなくなった。司会者として出演者を上手く動かし番組をスムーズに進行する事に執拗に徹している。(偉い立場にいるのに彼は目的や結果しか重要視していない為謙虚なのだ)自分発信の無駄なやりとりを一切省き出演者の発言と番組の趣旨のみでその場をスマートに作り上げていく。よって彼の司会する番組は見やすい。だから人気だ。

 

 

仕事をする上で会社の上司にあたる人間はこの様な有吉のスタンスを取るべきなのだ。

 

偉い位置にいる人間の仕事はフォワードではなくミッドフィルダーなのだ。そこを理解していない人間が多いと思う。

 

フォワードでガンガン自分でやる時期は終えてきた人間がミッドフィルダー上司になるのだ。いかに全体を把握し無駄を省き後輩を活かし(使い)仕事をスマートに遂行し成功させるかが大事で育自分がリーダーで全部自分でやる後輩はサポートとか全部を背負わなくて良いし逆に後輩を執拗に育てようなんてそんな事考えなくて良いのだ。

 

仕事を後輩の話や立ち回りを軸にして

自分はそれを引き出し、

足りない所は嫌味なくサポートして

後輩によりよいゴールを決めさせる。

 

主役はいつだって若者なのだ。

半熟未熟だから自由にし

こちらで調整を加える

こっちが指示ばかりしていては

後輩はやる気がなくなる。

だから後輩に問いて考えさせ

実行させるのだ。

自分が軸だと自覚すればやる気がでるし

同時にあなたは良き上司になり好かれる

 

しかしそんなスタンスでは

後輩になめられるんじゃないだろうか?

 

いや、なめられない

いくら今の優しかろうが有吉はなめられない

 

何故なら若手(後輩)の時代にフォワードとしてきっちりと結果を残してきているから。今後輩がする仕事において彼は結果を残している為に今の立場にいる為、彼存在自体に説得力があるのだ。修羅場をくぐって結果を残してきた人間は皆説得力を纏うのだ。

 

苦労や努力で結果を残し自分の役割をしっかり理解した上で司会者として後輩を生かす仕事をする有吉。会社勤めしている彼と同世代の読者は今の彼みたいなスタンスを見習って後輩を生かす立場振る舞いに(ミッドフィルダー)に徹してみてはいかがだろうか。

 

余裕を持って後輩を導けば自然とあなたは良い上司になり後輩に慕われる様になるだろう。